本日のマラソンニュース

2月22日に開催された「大阪マラソン」。多くのランナーが駆け抜ける中、ひときわ異彩を放ち、観る者の心を揺さぶった一人の選手がいました。

創価大学出身で、現在はサンベルクスに所属する吉田響(よしだ・ひびき)選手です。初マラソンという舞台で彼が見せた、衝撃の走りとその裏側にあった過酷なドラマを詳しくお伝えします。

1. 騒然!全身に貼られた「100枚超の丸いテープ」

レーススタート時、視聴者の目を釘付けにしたのは吉田選手の異様な姿でした。顔から足首にかけて、100枚を超える丸いテープが全身に貼られていたのです。

これには解説の浅尾美和さんも「顔まで貼るのは見たことがない」と驚きの声を上げ、ネット上でも「アレは何!?」と大きな話題になりました。サンベルクスの田中総監督によれば、これは身体の柔軟性を出すためのものだったそうです。

2. 衝撃の「一人旅」と襲いかかるアクシデント

そんな独特なスタイルで挑んだ吉田選手ですが、走りはさらに衝撃的でした。8キロ過ぎには早くもペースメーカーの前に出て、独走状態に入ります。

しかし、その裏では過酷なアクシデントが彼を襲っていました。レース序盤、スペシャルドリンクの給水を受けられないというミスが発生していたのです。厳しい暑さの中、30キロを過ぎても一人旅を続けた吉田選手でしたが、徐々にその影響が体に現れ始めます。

3. 「37キロの壁」と意識朦朧のゴール

32キロ付近の難所では時折笑みを見せる場面もありましたが、36キロを過ぎたあたりで急激にペースが落ちてしまいます。37キロ地点で後続の選手たちに追い抜かれると、そこからは意識が朦朧とし、目はうつろ、蛇行しながらの走行となりました。

それでも、吉田選手は最後まで足を止めませんでした。懸命に走りきり、2時間9分34秒(速報値)の34位でゴール。しかし、ゴール直後にその場に崩れ落ち、自力では起き上がれなくなってしまいました。

4. 車椅子での救護、そして語られた「本音」

田中総監督によれば、ゴール直後の吉田選手は「全く会話ができない状態」で、重度の脱水症状と低血糖により、車椅子で救護室へ運ばれました。

誰もが体調を心配する中、回復した吉田選手は自身のSNSなどで驚くほど前向きな言葉を綴っています。 「低血糖と脱水で目眩があった」と過酷な状況を振り返りつつも、「最高の大阪マラソン」だったと感謝の思いを明かしたのです。

まとめ:結果以上の感動をくれた「勇気」

目標としていたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権獲得には届きませんでしたが、彼の走りは専門家からも高く評価されています。早大の花田監督は「日本のマラソン界を変えてくれるような走り」と称賛し、陸連の高岡SDも「勇気は彼が持っている良さ」と語っています。

無謀とも思える独走、そして極限状態での完走。吉田響選手が見せた「攻めの姿勢」は、多くの人に勇気を与えてくれました。この悔しさを糧に、次戦ではどんな輝きを見せてくれるのか、これからの活躍が本当に楽しみです!

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【大阪マラソン】顔に謎のテープ100枚!?独走から車椅子搬送へ…吉田響が魅せた執念の42キロ

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