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【全日本大学駅伝】早大が大会新の圧勝で3冠王手! 令和の三羽ガラス、政経学部の主将、2年生エース、山の名探偵、全員が快走…出雲に続き連勝 それでも「最後まで気は抜けませんでした」花田勝彦監督は3度舞う
名門・早稲田大学が、いま日本の大学駅伝界で圧倒的な旋風を巻き起こしています。開幕戦の出雲駅伝に続き、11月1日に開催された全日本大学駅伝でも5時間3分31秒の大会新記録で圧勝。見事に今季2冠目を成し遂げました。
3冠を達成した2010年度以来、実に16年ぶりとなる伊勢路制覇。残すは最終戦の第103回箱根駅伝のみとなり、チーム2度目、そして16年ぶりとなる「学生駅伝3冠」への期待が一気に高まっています。花田勝彦監督もレース後には選手たちの手で3度胴上げされ、喜びを爆発させました。
「令和の三羽ガラス」と充実の戦力が生んだ異次元の強さ
今回の全日本大学駅伝でも、早大の選手層の厚さと圧倒的な個人の能力が光りました。
レースの流れを作ったのは、やはり次世代を担うルーキーたちです。1区(9.5キロ)で本田桜二郎選手(1年)が区間賞とわずか2秒差の区間2位と好発進すると、2区(11.1キロ)では増子陽太選手(1年)が30分51秒の区間新記録で首位へ浮上。さらに、当日変更で3区(11.9キロ)に投入された新妻遼己選手(1年)は、かつて最強留学生と呼ばれたイェゴン・ヴィンセント選手(東京国際大)の記録を1秒更新する32分46秒の区間新記録を樹立しました。
この増子選手、新妻選手、本田選手の3人は「令和の早大三羽ガラス」と称され、大学駅伝界の中心的存在へと駆け上がっています。OB会長でありレジェンドの瀬古利彦さんも「令和の三羽ガラスの方が上です」と太鼓判を押すほど、そのポテンシャルは計り知れません。
もちろん、下級生だけでなく上級生の存在感も抜群です。政治経済学部で学ぶ文武両道の主将・小平敦之選手(4年)が4区を堅実にまとめると、5区(12.4キロ)ではエースの鈴木琉胤選手(2年)が区間新記録(34分31秒)をマーク。中盤以降も堀野正太選手(2年)、山口竣平選手(3年)らが安定した走りで続き、最終8区(19.7キロ)では「山の名探偵」の愛称を持つ工藤慎作選手(4年)がトップでゴールテープを切りました。
視線の先にあるのは、16年ぶりの歴史的快挙
今季の早大がこれほどまでに強い背景には、個々の能力の高さはもちろん、チーム全体の底上げがあります。かつて課題と言われていた選手層の厚さが増し、組織面でも大和証券グループ本社やNTTドコモビジネスといった初のユニホームスポンサーがつくなど、万全のバックアップ体制が整えられました。
「最後まで気は抜けませんでした」と気を引き締める花田監督ですが、周囲のライバル校からも「もう完全な一強」「打倒早大なんて口が裂けても言えない」と戦々恐々とする声が上がるほどの強さを誇っています。
出雲路、伊勢路を圧倒的な実力で駆け抜け、視線の先にあるのはもちろん「箱根駅伝」での完全優勝のみです。大迫傑らを擁して以来となる、16年ぶりの歴史的な「学生駅伝3冠」達成の瞬間は訪れるのか。正月の箱根路から、ますます目が離せません。





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