今年の箱根駅伝 出走 230人の選手のうち95人 (41.3%)が「ナイキ」のシューズ
2019年「第95回箱根駅伝」は3日、東海大学の初の総合優勝!
スポーツ業界関係者の目線は、2017年春に発売された「ナイキ(NIKE)」の厚底シューズ“ズーム ヴェイパーフライ 4%”による同ブランドのシェア率に注がれていた。
結果は10区・23校の230人の選手のうち95人が「ナイキ」のシューズを履く(ナイキ社発表)という圧勝だった。
2018年のの箱根駅伝でも“ズーム ヴェイパーフライ 4%”は40人近い選手に履かれて
「ナイキ」の箱根駅伝のシューズシェア率を前年の4位から1位へ押し上げていた。
ナイキはこの1年、世界中の主要レースの表彰台をほぼ独占してきた。
2018年9月のベルリンマラソンでエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)選手が2時間1分39秒という驚異的な世界新記録を樹立
2018年10月のシカゴマラソンでも大迫傑・選手が日本新記録を打ち立てたりしたことは、大きな話題になっている。
優勝した東海大学もユニホームは「ミズノ(MIZUNO)」製だったものの、多くの選手が“ズーム ヴェイパーフライ 4%”を履いていた。
シューズに関しては、青山学院大学と「アディダス」、東洋大学と「ナイキ」のような強豪校とブランドとの包括契約、あるいは一部の有力選手の契約を除き、大半の選手は自由意志で選ぶ。それだけに今回の箱根駅伝での「ナイキ」のダントツのシェア率はトップランナーの支持が一気に「ナイキ」に傾いたことを象徴した。
【2019箱根駅伝】ナイキのシューズが圧勝!【約4割】