本日のマラソンニュース

奈良マラソンあす12月13日に開幕 主会場など準備急ピッチ

奈良の冬の風物詩として長く親しまれている「奈良マラソン」が、いよいよ明日(12月13日と14日)に開催されます。

古都・奈良の美しい歴史的景観の中を走るこの大会は、2010年に平城遷都1300年祭のフィナーレを飾るイベントとして始まりました。今年の大会で16回目を迎え、日本全国47都道府県はもちろん、海外からも21カ国・地域から、総勢1万8610人ものランナーがエントリーする大規模なイベントです。

ランナーとして参加する方も、応援で訪れる方も、このお祭りを最大限楽しむためのポイントを分かりやすくご紹介します!


1. 開催概要:いつ、どこで走るの?

大会日程と主会場

今年の奈良マラソンは、12月13日(土)と14日(日)の2日間にわたって開催されます。

主会場は、奈良市法蓮佐保山4丁目に位置するロート奈良鴻ノ池パーク(ロートフィールド奈良)です。

実施種目とスタート時刻

日付種目スタート時刻備考
12月13日(土)開会式午前11時より主会場内のEXPO内イベントステージにて開催。
12月13日(土)ミニ奈良マラソン午後2時マラソンの特徴である起伏を再現したコースに挑みます。
12月14日(日)フルマラソン (42.195キロ)午前9時天理市で折り返す本格コースです。
12月14日(日)ペアリレーマラソン (42.2キロ)午前9時フルマラソンコースを2人でタスキをつなぎます。
12月14日(日)世界遺産10K (10キロ)午前9時30分古都の魅力を満喫できる人気コースです。

2. 奈良マラソンの最大の魅力:世界遺産と走り応えのあるコース

奈良マラソンのコースは、単に美しいだけでなく、「起伏に富んだ走り応えのあるコース」としてランナーからの人気が高いのが特徴です。

観光ランナーに特におすすめ!「世界遺産10K」

特に注目したいのが、興福寺や春日大社、東大寺など、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されている場所を間近に見ながら走れる「世界遺産10K」のコースです。

この10キロのコースは、奈良の歴史的な魅力を満喫できるよう設計されており、まるで生きた歴史博物館の中を駆け抜けているような体験ができるでしょう。

フルマラソン:古都から宗教文化都市へ

フルマラソンとペアリレーマラソンは、ロート奈良鴻ノ池パークを発着点とします。

コースは、平城宮跡で折り返した後、奈良公園方面へ南下。ランナーにとっての難所とされる白川ダムを駆け抜け、その後、宗教文化都市である天理市へと向かい、そこで折り返して奈良市に戻ってくるという壮大なルートです。ペアリレーマラソンでは、天理市でランナーの交代(中継)が行われます。


3. ランナーでなくても楽しめる!EXPOイベント情報

主会場内のEXPO(エキスポ)会場では、ランナー以外の方も楽しめるイベントが両日(13日、14日)にわたって開かれます。

会場には「奈良の魅力ゾーン」や「食べる・楽しむゾーン」が設けられ、奈良の観光情報や特産品の販売・紹介が行われます。

特に注目はステージイベントです。13日午後3時からは、1992年バルセロナ、96年アトランタ五輪メダリストの有森裕子さんのトークショーが予定されています。これは見逃せません!


4. 応援・観戦に行く方へ:交通規制にご注意を

大会期間中、特に14日(日)はコースとその周辺で大規模な交通規制が実施されます。

フルマラソン・ペアリレーマラソンの復路コースの一部となっている近鉄奈良駅付近の大宮通り(高天交差点~県庁東交差点)では、午前8時30分ごろから午後2時55分ごろまで交通規制が行われる予定です。

大会事務局は、かなりの混雑が予想されるため、周辺を通行する方々へ迂回への協力を呼びかけています。観戦や応援で向かわれる方は、最新の交通情報を確認し、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。


【今回のまとめ】
奈良マラソンは、歴史的な景観と挑戦しがいのあるコースが融合した、古都奈良を代表する冬のビッグイベントです。

走る人も、応援する人も、奈良の歴史と熱気を肌で感じられる特別な2日間となるでしょう!

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