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【ニューイヤー駅伝展望】世界陸上マラソン11位の近藤亮太が“初出場” 三菱重工“初優勝”のために「主要区間で区間3位以内」
みなさん、こんにちは!お正月といえば、群馬県を舞台に駆け抜ける「ニューイヤー駅伝」ですよね。 今回は、2026年大会で最も注目すべきランナーの一人、三菱重工の近藤亮太(こんどう りょうた)選手について詳しく解説します。
「世界陸上で活躍したのに、実は駅伝は初出場?」という意外な事実や、チームの初優勝に向けた秘策に迫ります!
1. 世界を驚かせた「マラソン界の新星」近藤亮太とは?
近藤選手(26歳)は、今まさに日本マラソン界で最も勢いのある選手の一人です。その実績は凄まじく、以下の記録を持っています。
- 大阪マラソン: 2時間05分39秒(日本歴代5位、初マラソン日本最高記録)
- 2025年東京世界陸上: 日本人トップの11位
38km地点まで先頭集団で食らいつき、最後まで走りが崩れない粘り強さは、日本中のファンを熱狂させました。
2. 意外な事実!入社3年間「ニューイヤー駅伝」出場なし
これほどの実力者でありながら、実は近藤選手は過去3年間、ニューイヤー駅伝に出場していません。その理由は、**「走りの不安定さ」**にありました。
- トラックや駅伝での苦戦: マラソンでは快走する一方、短い距離やスピードが求められる駅伝・トラックでは本来の力が出せないことが多かったのです。
- 過去の経験: 順天堂大学時代の箱根駅伝(10区14位)や、九州実業団駅伝でも目立った快走はありませんでした。
- 怪我の影響: 昨年は足底の故障もあり、過去の大会ではエース・井上大仁選手や山下一貴選手の「付き添い(サポート)」に回っていました。
しかし、このサポート期間中、近藤選手は「次は自分がここを走る」と虎視眈々と準備を進めていたのです。
3. 覚醒の理由は「お尻」と「リラックス」?
近藤選手がマラソンで急成長したのは、**「力を抜くこと」**を覚えたからです。
- 独自のコツ: 「前を走る選手のお尻を見る」ことで上半身が前傾し、軸がぶれずに楽に走れるようになったといいます。
- 再現性の向上: 以前は「年に1回」しか良い走りができませんでしたが、今はリラックスした走りを再現できるようになっています。
直近の九州実業団駅伝では、苦手としていた短い距離(1区)で区間賞を獲得しており、「駅伝の近藤」としての準備は万端です。
4. 三菱重工「悲願の初優勝」への戦略
三菱重工は、井上大仁選手や山下一貴選手など、世界陸上経験者を4人も擁する**「マラソン最強軍団」**です。
- 近藤選手の役割: 最長区間の2区(21.9km)や、向かい風が予想される5区(15.9km)での起用が有力視されています。
- 目標: 本人は**「主要区間で区間3位以内、それ以外なら区間賞」**を掲げています。
- チームの鍵: 松村監督は、近藤選手や山下選手といったエース級に加え、若手の守屋和希選手や吉岡遼人選手たちが「120%の走り」をすることが優勝への絶対条件だと語っています。
まとめ:2026年は「駅伝の近藤」に注目!
これまでは「マラソン特化型」のイメージが強かった近藤選手ですが、今回は「マラソンで学んだリラックス法を駅伝に逆輸入する」という新しいスタイルで挑みます。
世界を相手に戦った26歳が、群馬の地でどのような爆走を見せてくれるのか。三菱重工の初優勝とともに、その走りに注目しましょう!
💡 豆知識:マラソンと駅伝の走りの違い マラソンが「一定のリズムを刻み続ける豪華客船」のような走りだとすれば、駅伝は「激しい加減速に対応するスポーツカー」のような走り。近藤選手は、豪華客船の安定感を保ったまま、スポーツカーのキレを手に入れようとしているのです





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