本日のマラソンニュース
2026年10月25日に開催される「金沢マラソン2026」において、大会運営に大きな変化が訪れます。金沢市役所前で2026年7月29日、大会で使用される車両がお披露目され、広報車や審判長が乗る車に初めて電気自動車(EV)が導入されることが発表されました。
今回のブログでは、この「未来仕様」へと進化した金沢マラソンの見どころを徹底解説します。
1. 「走る広告塔」も未来へ!導入される17人乗り大型EV
今回、大きな注目を集めているのが、17人乗りの大型バッテリーEV広報車です。
- 特徴:広いドアを備えた近未来的なフォルムが特徴で、地元ディーラーの石川トヨタから貸与されました。
- 役割:大会当日は、先頭ランナーの前を走行しながら市民への呼びかけを行う「走る広告塔」としての重責を担います。
石川トヨタの架谷洋司社長は、「マラソンも楽しんでほしいし、こうした最先端の車が走ることも楽しみにしてほしい」と期待を寄せています。
2. なぜマラソンにEVなのか?ランナーと環境へのメリット
金沢マラソンは、第1回大会から金沢工業大学の提案により「環境に配慮したグリーンエネルギーマラソン」を目指してきました。かつては水素燃料電池車「MIRAI」を先導車に使用した実績もありますが、今回EVを導入することで、さらに持続可能な大会へと進化します。
EV導入には、ランナーにとっても大きなメリットがあります。
- 静粛性:ガソリン車のようなエンジン音がないため、沿道の声援がより届きやすく、ランナーの集中を妨げません。
- 排気ガスゼロ:走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、42.195kmを駆け抜けるランナーは常にクリーンな空気の中で走ることができます。
3. 箱根や東京でも!マラソン×EVは世界的なトレンド
実は、主要なマラソン大会でのEV採用は、今や世界的なトレンドとなっています。
- 箱根駅伝:2022年の第98回大会では、当時発売前だったトヨタのEV「bZ4X」が大会本部車として公道を初走行し、「あの車は何?」とSNSで大きな話題を呼びました。
- 東京マラソン:2021年大会(2022年開催)では、スバルのEV「ソルテラ」が先導車として提供されています。
金沢マラソン2026でのEV導入は、こうした世界的な「サステナブル・スポーツイベント」の流れを汲む、先進的な取り組みと言えるでしょう。
4. 【深掘り】EVは「走る蓄電池」!石川県の防災戦略
今回のEV導入の背景には、石川県が進める「脱炭素化と防災力強化」の戦略も垣間見えます。
石川県、日産自動車、米沢電気グループは「災害連携協定」を締結しており、災害による停電時にはEVを「走る蓄電池」として避難所などで活用する体制を整えています。 また、金沢市内では既に2025年4月から、コミュニティバス「金沢ふらっとバス(此花ルート)」において、地産地消の再生可能エネルギーで走る小型EVバスが導入されています。
マラソン大会でのEV活用は、こうした「環境に優しく災害に強いまちづくり」を市民に広くアピールする絶好の機会でもあるのです。
まとめ:10月25日の号砲を楽しみに!
金沢マラソン2026は、2026年10月25日(日)午前8時30分にスタートします。
「金沢でしか味わえない42.195km」というコンセプトに加え、史上初のEV導入によって、より静かで、よりクリーンな、まさに未来の大会へと生まれ変わります。
ランナーの皆さんも、沿道で応援する皆さんも、先頭集団の前を静かに進む「未来の広報車」にぜひ注目してみてください!




