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点滴2リットル! 夏場のマラソン大会で脱水症状から腎障害の患者 どれくらい危険か自分で走ってみた…ヤバいぐらいの汗がっ!

「夏場に汗をかいて運動すれば健康になれる」と思っていませんか? 実は、近年の猛暑の中での激しい運動は、想像以上に体に、そして「腎臓」に大きな負担をかけています。一歩間違えば命に関わるような脱水症状や、急激な腎機能の悪化を引き起こすリスクが潜んでいます。

実際の医療現場の事例や、医師自らの体当たり検証をもとに、夏場の脱水の恐怖と、私たちが知るべき正しい水分補給の秘訣を解説します。

夏のマラソンで救急搬送!脱水から「腎障害」を引き起こす恐怖

日頃から健康管理に気を配り、ランニングを趣味にしている50代の男性が、6月下旬のハーフマラソン大会に出場した際のことです。レース後半に突然体中がつって動けなくなり、コース上に倒れ込んで救急搬送されました。

病院に到着した際の診察では、低血圧や意識障害、そして筋肉のけいれんが見られました。さらに血液検査では、腎機能の急激な悪化を示す数値が確認され、「腎障害」と診断されたのです。治療として2リットルの点滴が行われ、数日後に無事回復したものの、夏のレースでの多量な発汗に対して水分補給が圧倒的に足りていなかったことが原因でした。

医師が検証!気温32度・40km走で起きた身体の異変

「夏の運動で汗はどれくらい出て、水分はどれだけ必要なのか?」――この疑問を解明するため、ある腎臓内科医が自らの体で実験を行いました。

決行されたのは8月初旬の午前中。気温32度、湿度80%という「厳重警戒」の暑さの中、往復40キロメートルのランニングに挑みました。道中はコンビニなどでこまめに水分を補給し、スポーツドリンクや水などを合わせて「3.5リットル」もの量を飲み干しました。

しかし、帰宅後に体重を測定すると、出発時から1.6キロも減少していました。これは、汗として体外に放出された水分が約5リットルに達していたことを意味します。終盤には軽い頭痛もあり、まさに熱中症スレスレの過酷な状態だったといいます。

夏場に運動するなら「時間帯」と「水分選び」を見直そう

この実態から見えてくる、夏場に体を守るための大切なポイントは以下の2点です。

  1. 暑い時間帯の激しい運動は避ける 猛暑の中での激しい運動は、熱中症や脱水、塩分バランスの崩れを引き起こすため非常に危険です。ランニングやウォーキングなどの運動をする場合は、気温が低い「早朝」や夕方の涼しい時間帯を選ぶようにしましょう。特に早朝の涼しい時間帯の運動がおすすめです。
  2. 基本は「水」で十分。スポーツドリンクは使い分けが肝心 大量の汗をかいた時には、水分だけでなく塩分(ミネラル)の補給も必要です。スポーツドリンクは水分・塩分・糖分を効率よく補給できるため、食事が摂れないほどの夏バテ時や大量発汗時には効果的です。ただし、糖分やカロリーが比較的高いため、糖尿病の治療中の方などは注意が必要です。普段の生活や軽い運動であれば、基本的には「水」や「お茶」で十分です。

自分の体を知るバロメーター「体重」と「むくみ」

腎臓に不安がある方や中高年層にとって、夏場を安全に過ごすためには日々の体調管理が欠かせません。

  • 毎朝の体重測定を習慣に 毎朝体重計に乗り、普段の体重と比べて±1kg以内かを確認しましょう。大きく減っている場合は脱水気味、増えている場合は水分や塩分の摂りすぎのサインとなります。
  • 足のむくみをチェックする 足のすねを指で押してみて、へこみが残る場合は体内に水分や塩分がたまっている証拠です。

エアコンを適切に使って室内の環境を整えつつ、水分は一気に飲むのではなく「朝起きたとき」「出かける前」「帰宅時」「寝る前」など、こまめに少しずつ補給することが大切です。

夏場の暑さは油断大敵です。ご自身の体を正しく知り、安全な水分補給と体調管理で、この残暑を元気に乗り切りましょう!

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【要注意】猛暑日の運動は腎臓を壊す?知られざる脱水リスクと正しい水分補給の秘訣

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