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【陸上】マラソン・山下一貴が日本男子待望の金!三段跳・宮尾が殊勲の銀、矢田、田中、中島が銅!27日はマラソン競歩で開幕/名古屋アジア大会
名古屋アジア大会の陸上競技4日目、日本勢が金1個、銀2個、銅2個の計5個のメダルを獲得する躍動を見せました。その中でも最大のハイライトとなったのは、男子マラソンを制した山下一貴選手(三菱重工)の気迫あふれる走りです。
午前7時30分、気温22度、湿度約80%という過酷なコンディションの中でレースがスタートしました。一進一退の攻防が続く中、山下選手は32.5km地点で一時先頭集団から離れる苦しい展開となります。しかし、そこから執念の粘りを見せました。34.7kmで再び先頭に追いつくと、35.5km地点でライバルたちを引き離すスパートを敢行。35kmからの5kmを14分48秒でカバーする圧倒的な強さを発揮し、2時間10分49秒でフィニッシュテープを切りました。今大会の日本男子初となる待望の金メダルをもたらし、「一度離されて焦りましたけど、『何とか最後まで』と思っていたので、信じて良かったです」と笑顔で日の丸を掲げました。
女子マラソンでも日本勢が意地を見せます。7時50分スタートのレースで、矢田みくに選手(エディオン)が22km過ぎの転倒アクシデントを乗り越え、力強い走りで2時間27分56秒の銅メダルを獲得。国際舞台の2度目のマラソンで見事な勝負強さを証明しました。また、佐藤早也伽選手(積水化学)も2時間28分14秒で4位に入賞しています。
午後に入ったトラック&フィールド種目でも、日本代表のメダルラッシュが続きました。 男子三段跳では、大学4年の宮尾真仁選手(東洋大)が3回目に自己ベストを13cm更新する16m77(+0.9)をマークし、見事銀メダルを獲得。同種目における日本勢のメダル獲得は、2002年プサン大会の小松隆志選手以来24年ぶり、銀メダルとしては1994年広島大会以来の快挙となりました。 さらに、女子1500mでは田中希実選手(豊田自動織機)が4分06秒14で銅メダルに輝き、10000mでの銀に続く今大会2つ目のメダルを手に入れました。男子400mでも中島佑気ジョセフ選手(富士通)が45秒22で銅メダルを獲得し、世界選手権入賞者の底力を示しています。
各種目の予選や準決勝でも熱戦が繰り広げられました。男子110mハードルでは村竹ラシッド選手(JAL)が決勝へ進んだ一方、泉谷駿介選手(住友電工)が転倒により途中棄権となり、右足アキレス腱断裂というアクシデントに見舞われる悔しい結果も。女子100mハードルの福部真子選手と中島ひとみ選手はそろって予選を1着突破し、男子200mの水久保漱至選手も決勝へ駒を進めました。
前半戦を折り返し、着実にメダルを積み重ねている日本陸上陣。過酷な暑さやアクシデントを乗り越える選手たちの姿は、後半戦へ向けて大きな弾みとなりそうです。





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